新人研修会では病院の理念・概要、病院・施設の役割、認知症、感染対策、介助方法など多岐にわたり様々な講義を受講させて頂きました。中でもとても印象に残っている講義は認知症についてと介助方法についての講義でした。認知症の講義では、今まで認知症という病気ばかりに意識が向けられていたというお話がありました。認知症の方を理解し、好きなことやりたいこと、落ち着く場所や物などを見つけてあげてより良く生活をしていただくことが大切だと感じました。これから先、認知症の方に関わる機会も多くあるかと思います、その方の行動・仕草など小さなことから何が必要かを見極められるようになれたらなと思いました。また、介助方法では学校などで学んだ介助法ではなく、女性でも楽に身体に負担のかからない介助方法を学びました。今まで行ってきた介助方法よりもはるかに楽に行うことができました。ぜひ病院内でも使用したいと思いました。
研修会はとても中身が濃く、ためになる講義ばかりであっという間の3日間でした。入職しまだまだ日は浅いですが、患者様のより良い生活のために今私が患者様と一緒に何ができるかを考え、一生懸命サポートできればと思います。
理学療法士 小野 裕美恵