2014年


2014年5月 宮城県介護老人保健施設 新人職員研修会に参加して

上山 優5月29日の新人研修会では、支援相談員の役割や管理栄養士による食事サービス、老健のリハビリや施設のあり方についてなど、多岐にわたり講義が行われました。老健の理念である"生活機能の維持・向上を目指し総合的に援助すること"とは自立支援に向けたケアとリハビリであり、それぞれの職種がそれぞれの視点で利用者様と関わる大切さを学びました。
今回の研修会や、金上病院の新人研修でもチーム医療の重要性を説いており、利用者様の自立を目指すためには職員が一丸となって利用者様の隠された能力を引き出す事が大事であると学ぶことができました。また、リハビリの講義の中で、今まさにゆうゆうホームで取り組んでいるプログラムの一つであるメモリーブックについてお話があり、他施設の取り組みなどとても興味深く、勉強になりました。早速ホームに戻り、報告をし、実践に生かしています。
ゆうゆうホームに入職し、3ヶ月が経った今、私にできることは何かを考え、利用者様一人一人のより良い生活を目指し取り組んでいきたいと思います。 

作業療法士 上山 優

2014年6月 院内接遇研修会に参加して

書川 瑠美6月18日の接遇研修会では、接遇の重要性について学びました。そしてクレームはとても重要な情報です。『クレーム』という言葉を聞くだけで、嫌だな、聞きたくないなと思う人はいると思います。正直、私もその一人ですが、不満を抱いた場合、文句を言ってくる人はたった4%しかいないそうです。その4%の御意見で「なぜ不満を抱かせてしまったのか」を考えることで改善につながる『貴重な情報源』になるのです。クレームに耳を塞ぐのではなく、貴重な情報源として耳を傾け、そのことについてみんなで考え、後回しせず、改善を実行に移すように努めていくべきだと改めて感じました。
皆さんは、人の第一印象は何秒で決まるか知っていますか?3~6秒で決まるそうです。つまり、会った瞬間決まります。一般的に良い印象を持ってもらうには、(1)笑顔 (2)明るい表情 (3)視線を合わせた挨拶 が大切です。この3点を聞くだけだと簡単に思えますが、ちょっとしたことで良い印象ではなく、悪い印象を持たれてしまします。私自身、受付業務の際、忙しいと表情が硬くなり、視線を合わせずに返事・挨拶をしてしまってるのではないかと不安に感じることがあります。どんな時でも患者様・利用者様を受け止め、笑顔での対応を忘れずにしたいです。急に笑顔を作るとなると難しいですが、普段から職員同士、視線を合わせ笑顔で挨拶をするように心掛けることで、患者様や利用者様への対応も自然と笑顔になり、他部署との連携もうまくとれるようになるのではないかと思います。

事務員 書川 瑠美

2014年5月 宮城県介護老人保健施設 新人職員研修会に参加して

阿部 由美今回の研修会では、日ごろ自分が気づかない事を、他施設の支援相談員や作業療法士などの様々な職種の方の話しや取り組みを聞き、刺激されました。
今、高齢社会の中で地域にはたくさんの福祉サービスであふれていて、家族や利用者様でサービスを選べる時代です。今回の研修で相談員の話し方や展開の仕方が施設の第一印象となること、一番最初の窓口として挨拶をはじめ、サービスに繋がる助言の仕方、選ばれる施設になる為の重要な位置であること、地域住民が気軽に電話できるような窓口にならなければならないこと、改めて認識しました。また、作業療法士や栄養士の役割について話を聞くうちに、自分の職種だけの役割にだけとらわれてはいけないと感じました。時には生活の中で関わるリハビリや利用者様の食事、介護支援、何を目標にその方が老人保健施設を希望し利用して生活しているのか、職員それぞれが異なる目標ではなく、多職種皆で同じ目標を共有し、その目標に全職員で総合的な援助が実現できるような取り組みに関わっていきたいと感じました。

相談員 阿部 由美