第34回 全国介護老人保健施設大会 宮城 参加報告

地域共生社会の復権と老健
~デジタル化時代の絆~

 令和5年11月21、22日の2日間、第34回全国介護老人保健施設大会 宮城が公益社団法人全国老人保健施設協会主催で仙台国際センターにて開催されました。私は21日にサポートスタッフとして、22日には演者として発表しました。
 これまで全国介護老人保健施設大会に演者として参加したことはありますが、サポートスタッフとしての参加は今回が初めてであり、演題発表時のタイムキーパーをさせていただきました。私が担当した会場の演題が整容ケア、食事栄養ケアであり普段私が業務で利用者様にケアを行う上でとても勉強になりました。また他の施設の皆様との交流ができとても素晴らしい体験ができたと思います。
 22日は演者として「介護部で取り組んでいる介護標準化に向けた取り組み」を発表しました。法人では介護プロフェッショナルキャリア段位制度を制度開始時から導入し、これまでにアセッサー25名、レベル認定者12名の登録をしており、現在もアセッサー資格取得、介護の質の向上を目指し、レベル認定者を増やす取り組みを継続しています。
 制度導入時は、根拠に基づいた介護技術マニュアルが不十分で、介護技術の標準化が困難でした。アセッサー毎に評価基準、視点にばらつきがあり、職員ごとの指導力の差もみられました。そのため、根拠に基づいた介護技術マニュアル作成と介護技術標準化に向けた取り組みを開始しました。この取り組みを行うことでどの職員が指導しても根拠に基づいた介護技術マニュアルで指導ができ、指導においてのばらつき無く介護技術を向上させ質の高いケアの提供に繋がります。
 介護プロフェッショナルキャリア段位制度をもちいた取り組み内容を発表したのは当法人だけであり、他は新型コロナウイルスの感染対策や技能実習生についての取り組み内容が多くありました。発表を終えると多くの質問をいただくことができました。まだ介護プロフェッショナルキャリア段位制度を導入している所は少ないですが皆様に少しでも関心を持ってもらえたのではないかと考えます。
 今回の参加を通じて自身のスキルアップとともに当法人の力になっていきたいと思います。

演題名
「介護部で取り組んでいる介護標準化に向けた取り組み」

ゆうゆうホーム 介護主任 太田 一矢
介護長  佐藤 翔太

全国介護老人保健施設大会参加者

ゆうゆうホーム 施設長 安藤 由紀子
        副施設長 長田 敦志(実行委員)
        介護長 佐藤 翔太(運営委員)
        事務課長 市場 健太郎(運営委員)
        訪問リハビリテーション長兼総合事業企画室室長 佐藤 義則(運営委員)
        言語聴覚士 海老田 淳(運営委員)
        介護主任 太田 一矢(運営委員)
        介護福祉士 及川 朋美
        介護福祉士 齋藤 千春


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