呼吸器外来
肺・呼吸器の検査
肺は空気中の酸素を血液中に取り入れ、血液中の二酸化炭素を体外へ排出します。次のことに当てはまる方は一度検査することをお勧めします。
- せきが出る
- 息切れがする
- 呼吸がゼイゼイ、ヒューヒューする
- たばこを吸う
肺機能検査(スパイロメトリー)
肺活量や1秒間に息をはき出す量をしらべることにより、肺の病気の早期発見に役立ちます。気管支ぜんそくや肺線維症のみならず、近年増加している慢性閉塞性肺疾患(慢性肺気腫)などを診断することが出来ます。
検査方法
鼻栓をしてマウスピースをくわえて空気を精一杯吸ったりはいたりしてもらいます。
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠中、無呼吸を繰り返し、その結果、数々の症状を呈する疾患です。以下の症状がある方は要注意です。
- 激しいいびきをかく
- 眠りが浅い
- 朝、頭痛がする
- 日中眠くなる
- 肥満がある
- 血圧コントロールがうまくいかない
いびきをかいていると一見熟睡しているように見えますが、実際には気道が狭まり、呼吸が抑制され、眠りも浅く、ほとんどが睡眠不足に陥ってます。さらに、呼吸が止まれば、なおさら体に様々な障害(高血圧、心筋梗塞、脳卒中等)や事故(眠気による交通事故等)につながることがわかっています。いびきは身体の発する危険信号といえます。一度この検査で今後の治療対策につなげていきましょう。
簡易検査(アプノモニター)
手のひらサイズの携帯用の器機を貸し出します。寝る前に指・鼻にセンサーを付け手首に手のひらサイズの本体を取り付けてボタンを押すと記録が始まりますので、そのまま寝て頂きます。翌朝起床後外します。通常3日間、同様の検査を行います。
精密検査(PSG検査)~当院では外来でも行えます~
簡易検査で睡眠時無呼吸症候群疑いの場合に行います。睡眠中の呼吸状態や脳波を解析し、その後の治療方法を検討します。
検査は、夜7時までに来院して頂き、技師がセンサー類を装着します。
その後ご自宅でそのまま過ごし就寝、翌朝外して返却していただきます。
その後ご自宅でそのまま過ごし就寝、翌朝外して返却していただきます。
Information
当院では入院せずにご自宅で行うことができるので仕事等で忙しい方でも負担が少なく受けていただくことができます。