経鼻内視鏡検査

みなさん!経鼻内視鏡をご存知ですか?

従来、胃内視鏡は口から入れるのが主流でした。検査中、苦しくて苦しくて二度とやりたくない!!と思った方も少なくないと思います。歯磨きで奥歯を磨く時に『オエッ!』となってしまう方、内視鏡を入れようと口を開けた途端に『オエッ!』となってしまう方、安定剤なしでは胃内視鏡を受けられない方には朗報です。

現在は鼻から内視鏡を入れることができます。口からの内視鏡は(図1)のルートを通るため、咽頭部で『オエッ』という吐き気(咽頭反射)が起こりやすくなります。鼻からの内視鏡は(図2)のルートを通るため咽頭に触れることなく食道に入るので咽頭反射がほとんど起こりにくくなります。


また、口からの内視鏡ではマウスピースをくわえことで検査中の会話は困難でした。経鼻内視鏡では画像を見ながら医師に質問したり会話が出来るため、気持ちがリラックスしやすいというメリットがあります。

経鼻内視鏡 経鼻内視鏡

当院においては『口よりも鼻からの方がず~っと楽だった』、『内視鏡の挿入感覚が全くなかった』、『次回も鼻からやりたい』と希望される方がほとんどです。


また、鼻の痛みを訴える方や、鼻血のでる方は極稀です。しかし、中にはどうしても経鼻での挿入が困難な方もいらっしゃいます。看護師、医師らとよく相談して下さい。
なお、内視鏡の画質は太い径の最新式のものには劣ります。精密検査が必要な場合などは、改めてスコープを換えての観察が必要になります。


苦痛が少ない
経鼻内視鏡経鼻内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる、約5mmの細さです。
吐き気が起きにくい
内視鏡は舌のつけ根を通らず、のどに触れることもないので、不快感や吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
会話ができる
検査中も会話が可能です。質問をしたいとき、気分を告げたい時など、医師と自由に会話ができるので安心です。
経鼻内視鏡の前処置について
経鼻内視鏡
始めに食道・胃粘膜に張り付いている粘液や唾液を洗い流す目的で消泡液を飲みます。次に鼻の血管を収縮させむくみを抑える薬を点鼻します。鼻腔に麻酔を噴霧したあとカテーテルで再度、麻酔をかけます。最後に胃の動きを抑える注射をして前処置は終了です。口に麻酔をするよりは多少時間がかかることがあります。

経口内視鏡検査

当院ではできるだけ苦痛なく快適に、しかも安全で質の高い検査を受けていただけるよう次のような工夫をしています。
従来まではのど麻酔時にキシロカインビスカス(水あめの様な麻酔)を使用していましたが、のどの奥に貯めておくのは容易ではない事から当院ではスプレータイプののど麻酔のみを使用しています。また、通常外して頂く事になっている入れ歯に関しては、誤嚥の恐れがある部分入れ歯は外していただきますが、総入れ歯は付けたままで検査が行われます。

経口内視鏡検査

経口内視鏡検査当院の経口内視鏡は最新の極細内視鏡の使用を基本としています。

  • オリンパス社製 GIF-XP260
  • 先端部外径5.0mm
  • 挿入部最大外径6.5mm
Information 検査に対して強い不安がある方、のどの反射が過敏な方などには、ご希望により安定剤を使用しての、ほぼ眠った状態での検査も準備しています。症状がでなくても、年に1度は食道・胃・十二指腸の内視鏡検査をお受けになるようおすすめします。