治療内視鏡
胃や大腸のポリープ及び早期癌の多くは、手術せずに内視鏡で治療できる時代になっています。そのためにも内視鏡による早期発見・早期治療が重要です。
- ポリペクトミー・EMR(内視鏡的粘膜切除術)
- 当院では特に大腸における粘膜切除術を積極的に施行しております。
まれに切除した後の傷口から出血したりするなどの偶発症が起こる事もあり、原則的に数日の入院治療をお薦めしていますが、条件が整えば外来での加療も可能です。
- 切開剥離法
- 最新の粘膜下層切開剥離術(ESD)なども取り入れております。簡易なものは当院でも施行可能ですが、より大きなものなどはJR仙台病院に入院して頂いてのチーム治療で行っています。(第3以外の木曜午後・第2、4木曜の翌金曜午前はJR仙台病院にて診察しています)
- 胃ろう造設術(PEG)
- 脳卒中後遺症などで経口摂取できなくなった患者さんへの水分・栄養補給法の一つに胃ろうがあります。内視鏡で誘導しながらお腹から直接チューブを胃に通します。造設自体は10分位で終了します。経鼻チューブに比べ患者さんの負担も少なく見た目もきれいです。逆流予防の為チューブを小腸まで誘導して留置する方法もあります。